アロマキャンドル
先日、「アロマカヌレキャンドル」レッスンが終了しました。 このレッスンで、私が最初に創造的なシーンだと感じるのは、 既にブレンドされた精油をテイスティングし 構成する精油を全て当てるという問いです。 この問題には参加者の多くが、そしてセラピストでさえも悩みます。 (アロマテラピー検定では、ブレンドされていない1つごとの香りを 当てるのですから、この問題はかなり難しいでしょう) 分かり易い視覚要素に制覇された日常から、 臭覚だけを頼りに悩みはじめる受講生の様子をみながら 教材作品に使用している他の視覚的構成要素から ヒントを出していきます。 やがて全ての精油の名前が挙がる工程の中で、 この作品の「成り立ち」を理解していって欲しいのです。 全ての材料の要素は、作品のための一要素であり、 材料1つとっても必要不可欠で、その選択に想いや考えがあります。 その作者の目的や動機を知ることで、 ものづくりの深さを知ってもらえたらと願います。 こちらの「アロマカヌレキャンドル」レッスンは、 当アロマキャンドルづくりの入門編としての1dayレッスンです。 次回は4月29日に実施します。 この日、初めての出会いを心待ちにしています。 テイクアウト用のブレンドオイル入り遮光瓶。 この瓶のシールに印刷した1本の線から始まる全てのデザインを 私が作成しています。 上蓋にレースペーパーを施した手作りの箱に作品を詰めます。 リボンは、材質感が豊かで柔らかい毛糸を使用しています。 最後のラッピングまで、機械では製造出来ない工程を意識します。 ■ Atelier PearlRose キャンドルレッスン