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ベビーチェア

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もう使わなくなったベビーチェア。
家具デザイナー故・佐々木敏光氏の作品「NewBAMBINI」です。
曲線が美しく優しいデザインがとても気に入っていました。
新居に移り、テーブルの高さや室内の変化に伴い
そのうち子供が使用しなくなり、暫くは私が使用していました。
しかし、新しい椅子が到着するとすっかりリビングの隅に。

新しい椅子は、 デザイナー・マキシナミ氏による
デュエンデのフランクスツールです。
この木製ベビーチェアとは、デザインも素材も対照的な
パイプ製のモノトーンカラーです。

よりシンプルで機能性を選んだことと、
この思い出のベビーチェアに別れを告げることが、
我ながら、寂しさと僅かな疑問が残ります。

一昨日、最近通い始めている受講生に、このベビーチェアを譲りました。
お母様の背中から、私をジッと見ている9ヶ月のお子様に出会いましたら、
この寂しさは無くなっていました。

エレガント・セルリア

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本日は、先日の教室で欠席された受講生へ手渡しするために
完成品を作成しました。
この作品のタイトルは「セルリア」です。
結婚式でも利用される可憐で繊細な花です。
制作では、この花をひとつのきっかけにして、
自由に制作し未知の花を作ることが目的です。
作る工程では、ある程度のカッティングガイドラインと
カラーグラデーションの配置方法は決まっているものの、
花弁のカッティングはフリーハンドでおこない、
造形加工も、ひとひらひとひら手で表情をつけていくため、
受講生それぞれの個性がはっきり表れる作品です。
このような工程を積む作品ほど、知識を越えた工夫の要素が強く、
「創作」心にも火がつきます。

受講生ご自身が教室で制作出来なかったぶん、
この完成品とガイドを見ながら、
おひとりで制作出来るように、模範としての作品を作りました。

この作品は、このあと専用の耐熱ガラス容器に入れ、チュールで包み
取り扱いカードと一緒に白箱に入れました。
パッケージのイメージは、「ブライダルプレゼント」です。
お渡しする受講生は既に結婚されてお子様もいらっしゃいますが、
早くお渡ししたいと思いながら、最後に白箱に帯を結びました。

ドライフラワーとリース作りと植生図について

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タタリカ、スターチス、ライラックなど
先週はリースキャンドル制作のレッスンの為に
ドライフラワーを10種類買い付けしました。
いつも教室直前に、店頭で「旬」な花材を、
色彩に偏りなく購入していますが、
本来でしたら、「植生図」を基に選ぶことが望ましいと思います。
「一緒に育った仲間」をそのまま自然の一部として救い上げて、
1つの舞台(リース)に演出することが、植物にとっても
仕上がる作品にも、まさにシゼンに繋がるのだと感じます。

ただ、現実には、「野生」のドライフラワーを手に入れることも、
花を主とした「植生図」を手に入れ、それを基に、
ドライフラワーを購入することはとても難しい状況です。

その為、私のレッスンでは、出来る限り色彩と造形の視点で
自然なリース作りを目標にします。
リース作りでは、これら花材選びの過程で、
ひとつの花の微妙な色の変化も見逃したくありません。
花びらの色彩構成をはじめ、ガクから茎へ、葉から枝へ
これらのグラデーションカラーを1色1色、観察します。
そして、色や形によって共通項を見い出して、他の花材選びに繋げ
やがて一体感のあるひとつの舞台(リース)に演出します。

私にとってのリース作りの目標は、
「生きた状態をそのまま尊重し、
より分かり易く自然の個性を再現する」ということ。
あくまで自然が主役だという精神で花を扱います。

そして最後に、キャンドルと合体したリースは、
太陽に代わってキャンドルの炎が、その魅力を惹き出します。