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10月, 2004の投稿を表示しています

京都

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先日、京都へ小旅行へ行ってきました。 この秋冬、2度に続く個展を間近に控え、少しでも手を休めたくない心情でしたが… 気が付けば、出発の2時間前。一睡もせず、京都の旅、初日をむかえました。 京都駅や地下鉄の構内では、ほのかに風情ある香りが漂い また、町並みは整列され、清潔感がありました。 私は、鮮やかな着物の色調をイメージした紫や緑、 橙色の服を選んで持って行きましたが、 京都の女性は気張らずシンプルな装いが多く、 構えた雰囲気もありません。 旅の楽しみは2つ。お寺巡りと職人芸を堪能すること。 最初に向かったのは、三島由紀夫の代表作にある金閣寺。 初めて文学にふれ、共感した第1冊目でした。 境内を巡る中、大きな火気厳禁の文字を見るたびに、 主人公を思い出しました。 金閣寺。再会出来た…心に残った小説の舞台 次に和紙、お香、うるし、金網、和蝋燭等の専門店を 巡り、技術や手しごとで生きる職人を目の前で拝見。 歴史や伝統が染み込んだ技術が今も繋がり、 大切な存在として生活の中に生きています。 そんな当たり前の事が、とても嬉しい。 旅が終わり、いつもいる工房では 今迄とは少し違う新作が、ひとつ生まれました。 < 訪れた中でHPのあるお店をご紹介します > ■リスン > http://www.lisn.co.jp/menu.html ■松栄堂 > http://www.shoyeido.co.jp/ ■鳩居堂 > http://www.kyukyodo.co.jp/ ■わがみ小路 > http://www.washi.ne.jp/ ■紙司柿本 > http://www.e385.net/kamiji/index.jsp ■京都クラフトセンター > http://www.kyoto-craft.com/ ■京都吉兆 > http://www.kitcho.com/kyoto/home.htm ホテルに帰って。この日時間をかけて選んだ香り。

ランニング

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数カ月前からランニングを始めました。 仕事柄、机に向かって立ったり座ったりするだけで、通勤もなく、 小さな工房の中を動き回る程度です。 長い間そのような生活習慣が続く中、 ずっと前から欲しいと思っていたランニングマシーン。 体が「必要」だと訴えた時、始める決心がつきました。 走ること自体もともと好きでしたが、 雨や雪、また夏の強い日射しなどによって 中止せざるを得ない事が、続かなくなる原因 の1つでした。毎日、1日何回でも、何時間でも走りたい。 そんな気持ちも、小さな事が原因で面倒になり、やめてしまうもの。 ランニングには、自分自身に打ち勝つという忍耐や精神力が大切になります。 走っている間に、自分の体がどれだけ力を出せるか、持続出来るか、 体に合うリズムはどんな速さか、足の歩幅は?…など自問自答を繰り返す ストイックな要素が、体も心も充実した楽しさを引き出してくれます。 私の生活リズムと性分から始めたことですが、 健康づくりの為だけではなく、気分をリフレッシュさせたい時にも走りたい。