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4月, 2011の投稿を表示しています

パーケージづくり2

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今週の多くは、明日から始まる教室で使用するパッケージ作りに勤しみました。



キャンドル教材作品を保持するパッケージは、
「エレガント、クラシック、トラディショナル」の3要素を掛け合わせ
エンボスのあるクリーム無地に、黒と赤紫の印字で全体を抑えました。
展開図の作成時では、作品と容易に組み合わせることも大切にしました。
それは、作品を傷つけないためでもあります。
商業デザインは、決してシンプルにすることだけが重要ではありませんが、
使い易いスムーズさは大切にしたい。

パッケージには、タイトルやコンセプト、作成日などを記します。
ここでは作品の「印象」や「象徴」的な要素のみ、
瞬時に読み取れる、最低限の英語や情報だけに留めます。
とても読めそうにない長文の英字を、ひとつの模様として扱い
広範囲に配置する方法も考えましたが、
最終的には、「シンプル」を徹底することで落ち着きました。

作成日を記すのは、記念すべき誕生日を
忘れないで欲しいという、おもに作者に向けた願いからです。



底に印字した小さなポイント。
ケースの底は、セカンド的な役割にはなりますが、
デザイン全体のイメージを強調したり、決定づける重要なアクセントです。



私が設計したD950mm×W2600mmある大きな作業テーブル、
大草原を元気に走り回る子供のように、広ければ広いほど気持ち良い。



Atelier PearlRoseのキャンドルレッスン

春と自転車と座・高円寺

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最近は自転車に乗るのが気持ちいい
先週の午前中は、自宅から2駅離れた高円寺まで
自転車ツーリングをして、「座・高円寺」で昼食をとりました。
以前から行ってみたいところ、自宅からは15分の距離でした。




「座・高円寺」は、建築家、伊東豊雄さんの作品です。
広々としたゆとりのある空間、絵本の数々、
遊び心ある光の取り入れ方、黒と赤だけの落ち着いた色面、
ピアノを置くことは早い段階で決まっていたのでしょう。
子供に限らず、大人でも長居したくなる空間でした。

さて来週は、桜が散り終わる井の頭公園へ
自転車を走らせるつもりです。

座・高円寺公式サイトhttp://za-koenji.jp/home/index.php

ネームタグ

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少し時間があくと、大概は娘の事柄で費やします。
今頃は季節の変わり目、特に小さな子を持つ親にとっては、
衣替えの季節は、衣服の整理や調達もひと仕事です。

今日は、昨年の小さく着れなくなった衣服に縫い付けたネームタグを
ひとつひとつ取り、子を持つ知人へ、リサイクルとして差し上げます。
わざわざ縫い付けるのは、リサイクルを可能にするためで、
ミシンで四方を縫い付ける作業も、取り除く作業も手間は掛かります。
アイロンで着ける安価で容易なものもありますが、
私は、ネームタグもリサイクル出来るように、
生地を購入して、刺繍から始めています。





ところで、娘の服の多くは私の母の手作りです。
既製品と違い、
袖や裾も長過ぎず邪魔にならず運動を妨げない、
腰も高くしてあり、下着が顔を出すこともない。
良く伸びる素材を使用しており、
丁度良い所に必ずポケットも付いている。
煩く過剰なデザインもない。
作者の思いやりは、着る者にも伝わるもので、
娘はかならず手作りの服を着たがります。

このような親族間の行為は、他の子へも繋がって欲しいと願いながら
ネームタグを縫い付けた糸を、衣服から丁寧に取り外します。

この作業は、私には、コーヒーブレイクのように、
ささやかに心を潤すひと時です。

パッケージづくり

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今日から実施するレッスン第三回「ハニーフラワー」のケースの
作業風景を載せます。
完成した作品から「作業上の行為は見えないように、分からないように」
制作中は心がけていますが、時にはプロセスも伝えましょう。

毎回、教室で完成した受講生の作品は、
私にとっても、お金にはかえられない貴重な存在です。
その作品のラストを飾るラッピングには、
作品を守り保護することを大前提に、多くの要素と想いが込められています。
今回のケースには、蜜蝋100%を使用した
和菓子風のフォルムと花を併せ持つデザインのキャンドルを入れます。




1試作ごと、見本作品を中に入れて内側スペースの空間を確認します。
どのような作品も、その作品のためだけに作られたケースになるように。
ケースの展開図は、イラストレーターで作成します。
私が最初にパソコンで使用したアプリケーション、
最も親しんでいる頼もしいツールです。

完成した状態をイメージしながら、平面のパスを触る間が、
もっとも想像力が試される時です。

ケースの外側だけではなく、内側も意識が問われます。
誰も見ないでしょうし、気にも止めないエリアであっても、
表現の一部であることに変わりません。
ここでは過剰な表現は避け、無駄のない美しさを目標にします。



手前にある閉じた箱は、側面部分のカーブの角度が鈍く悪い。
受講生が生み出すあらゆる作品のサイズやデザインに対応するため、
一旦、底面を広げたのです。
しかし、デザイン性と機能性との折り合いで、
再び黒い線まで、鋭角に修正することにしました。
美しいラインの追求をあくまで優先しながら、
最終的には、7つの試作と失敗作3つで決着がつきました。
私としては、早い方ですが、
経験値による積み重ねの上で、初めて決定的な完成品に出会えます。

あ、いえ、これは完成ではありません。
受講生たちの作品が、
このケースに気持ち良さそうに入った瞬間が、本当の完成です。


Atelier PearlRoseのキャンドルレッスン