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3月, 2016の投稿を表示しています

小さな抽象画

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ご注文の荷造りに添えるカードが無くなってきましたので、 新たなデザインで作りました。 初夏にかけた涼やかな色彩を持つ紙吹雪が、 サラサラと音を立てて舞う様子です。 以前抽象画を描いていた時の筆を持つ手が、マウスに変わっただけで、 やはり、小さな1枚にも、スペースを空けて色や形を添えたくなります。 また暫くは、こちらのカードを入れてお届けします。

2作目のバックづくり

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1日の小さな時間を継ぎ接ぎして、私用のニットバックを制作しました。 やはり作り出す前は、気に入ったバックを、方々探した上の末で、 結局のバック作りになりました。 1日20分〜30分程度編み進み、1ヶ月ほど掛かりました…か。 費用は、糸は10玉1,000円程度のセール品、持ち手は自宅にあったハギレ、 合計でも1,500円いくかどうかでしょうか。 初めてのニットバック作りでは、書籍通りに作り失敗をしたため、 今回2作目となる本作は、ほぼオリジナルです。 拘りは… ・バックを軽くするために、軽い糸を選ぶ ・頑丈にするために、糸2本取りの細編みにする ・気軽に洗えるように、持ち手は麻100パーセントの生地 ・身長に合わせたサイズと持ち手の高さ このように拘りを綴っていると、 バックづくりこそ、本人の身長や持ち方、服装に会う色彩などを考えると、 オリジナルに行き着くのは、当然なのだろうと思います。 完成後は使い込んでいたために、使用感たっぷりの表情が出ています。 持ち手は掴みやすいように、生地を2回捻って縫い付けています。 ミシンは一切使わず、生地の縁もやはり手縫いです。 手縫い用の糸は、切れづらいポリエステル100%を使用。

キャンドルづくりのホットライン

昨日、木芯に関する問合せを電話で頂戴しました。 木芯は他ショップから購入されましたが、 その木芯と大豆ワックスで制作したキャンドルの燃焼テスト最中で 炎の形状、不安定な大きさに悩んでいるご様子でした。 私は、実験方法の条件や炎の状態を伺いながら、 キャンドルは、使用する材料や品質が全て、 炎という化学変化に影響を与えることを踏まえ、 より正確な実験方法、木芯の適した扱い方法、 その他のワックス基材の種類と用途について 20分ほどの短い時間に、できる限り凡ゆる角度からお伝えしました。 その方には、耳が痛いこともお伝えしたかもしれませんし、 ものづくりに必要だと感じる「遠回り」をさせるかもしれませんが、 何が原因か?、どんな行為が原因なのか?の大凡の目ぼしい要因には 導けたのだろうと思います。 私が回答するときに大切にしていることは、 最終的に生み出すご自身自らが、気付き解決させることです。 全ての全容を知っているのはご自身だけであり、 電話では私に伝えきれていない事柄も、私のいづれかのワードをきっかけに、 自ら解決策が閃くこともあり、その瞬間を期待しています。 私はかねてから、ホットラインの重要性を感じ、 2014年発行の著書「 キャンドルワークス 」の巻末で、 著者プロフィールの下に、私のメールアドレスを記しました。 意に反しこの1年は、電話での問合せが多くなってきています。 私が行うレッスンの教材作品の作り方や他作家の作品などの 意匠(デザイン)に繋がる作り方の質問は受けられませんが、 主に研究しても分からないことには できる限り回答をしたく、正確に現状を伝えて欲しい所存です。 そのため、メール(または記録を明記したSNS)とさらに写真の添付を して頂くことがベストです。 ご返答は敏速ではない場合もありますが、誠実な返答に努めます。 michiko@pearlrose.com 最後に、著書「 キャンドルワークス 」で 最初に原稿が完成した頁で、読者へ最も伝えたいパラグラフを下記に引用します。 「 EPILOGUE キャンドルを1つ作るのはたやすいことかもしれません 簡単に仕上げることを最大の目的にしているなら それはすぐに達成するでしょう しかし、より簡単で安易に作るほど