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6月, 2013の投稿を表示しています

写真の撮り方3

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私は、レフ板などの撮影小物は殆ど使用しません。 必要とする時は、撮影環境や条件が悪い時が多く、 作為的にならざるをえない時に登場します。 撮影する室内には、大きな窓もなく、全体的に明るくありません。 (まるでフェルメールの絵画の趣きに近づきます) しかし、東西に各1つある小窓によって、光のラインが分かり易く、 遠く反対側(東)にある窓から入る微かな光によって、 強烈な影を柔らかくぼかしてくれるのです。 今回は、試写体の暖かみを伝えたく、 夕暮れの光が差し込む窓にクリーム色のカーテンをして、 光影のコントラストを抑えました。 ですから、使用した撮影小物はカーテンですね。 窓の大きさにしろ、カーテンの色もしかり、壁もオレンジ色です。 目的の1枚を撮るための、絶好のロケーションであったことは、 伝えておきましょう。 ところで、この部屋は現在5歳になる娘の部屋で、 まだ娘は使用していません。 いつまで貸してくれるのかが、不安なこの頃です。 レッスンNo.1第3回より (このレッスンは終了しました) ■ Atelier PearlRose 手作りキャンドル教室

写真の撮り方2(光や影について)

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梅雨の貴重な晴れ間、大急ぎで撮影をしました。 強い午後の日差しと逆光のセッティングは、 キャンドルの透明性を引き出たせます。 ところで、白色(光)が第一印象になるこの写真。 色が、形や面として空間に馴染んでいるのなら、 決して白く飛んでいないと感じています。 昔、絵を描いていた頃、 「影の黒は、どんなに黒くても、真っ黒であってはいけない、 黒の中にも形や存在がなければならない」と教えられたものです。 白(光)も同様だと感じています。 レッスンNo.1第2回より (このレッスンは終了しました) ■ Atelier PearlRose 手作りキャンドル教室

写真の撮り方1

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私が求めている写実表現は、 目の前にあるものを、ただ撮ることではありません。 光の質感と、写すことが出来ない空気や匂いや音を 伝えることです。 レッスンNo.1第1回より (このレッスンは終了しました) ■ Atelier PearlRose 手作りキャンドル教室