写真の撮り方3

私は、レフ板などの撮影小物は殆ど使用しません。
必要とする時は、撮影環境や条件が悪い時が多く、
作為的にならざるをえない時に登場します。

撮影する室内には、大きな窓もなく、全体的に明るくありません。
(まるでフェルメールの絵画の趣きに近づきます)
しかし、東西に各1つある小窓によって、光のラインが分かり易く、
遠く反対側(東)にある窓から入る微かな光によって、
強烈な影を柔らかくぼかしてくれるのです。


今回は、試写体の暖かみを伝えたく、
夕暮れの光が差し込む窓にクリーム色のカーテンをして、
光影のコントラストを抑えました。
ですから、使用した撮影小物はカーテンですね。

窓の大きさにしろ、カーテンの色もしかり、壁もオレンジ色です。
目的の1枚を撮るための、絶好のロケーションであったことは、
伝えておきましょう。

ところで、この部屋は現在5歳になる娘の部屋で、
まだ娘は使用していません。
いつまで貸してくれるのかが、不安なこの頃です。

レッスンNo.1第3回より
(このレッスンは終了しました)

candle candle

Atelier PearlRose 手作りキャンドル教室

コメント