投稿

4月, 2012の投稿を表示しています

オレンジと太陽

本日は岩波ホールで映画「オレンジと太陽」を観ました。
この映画館で上映される映画は時々気にしていましたが、
好きな女優が主役でしたので、今回で3回目になります。

内容は、イギリスで1970年代まで行われていた政府による
強制的な「児童移民」を背景に、一人の女性のひた向きな活動を
描いたものです。

この問題は、長い歴史の中で英政府によって行われた事実です。
遠い国(植民地)へ児童を誘導し、虐待や暴行、重労働をさせた所以は
いったいなぜか?労働の末にそれぞれがどのような過程で大人になったのかが
空白であり疑問が残ります。
しかし、私の興味はこの背景よりむしろ、
強い倫理感を持って立ち向かう主人公の姿勢に、
とても感銘を受けました。

犠牲者である子供は、大人の言われるがままであり
戦う知恵やそのすべを知らない。
状況や問題が違っても、もし助けを求めている子供が私の目の前にいたら、
敏感に感じとり助けられる大人でありたい…そう強く感じた映画です。


岩波ホール公式サイト

ジェルワックス・キャンドル

イメージ
一昨日終了しました「ヨーロピアン・ジュエルキャンドル」です。
この教材作品では、豊富な種類のカラーサンドとシェルを用意し
受講生は、自由な配色で選び作品を仕上げます。

ご自身の個性を出来るだけ反映させるために、
また安全性を高めるため、既製品のガラスグッズは一切使用しません。
サンドを選ぶにあたって、ジェルワックス製のキャンドルが、
どのような陰影になり広がるか、また灯りの強さは?
炎自体の色だけではなく、作品を囲む僅かな空間も事前に
確認しておくと良いでしょう。

ガラス容器の中で、炎に照らされるサンドが宙を舞い踊りながら、
炎に負けない強い個性の配色を心がけ、
サンドの一粒一粒の点が、見えない無数の線で繋ぎ合わさり
全体に統一性ある作品へ仕上げます。



完成したキャンドルは、耐熱ガラス容器専用の蓋をしめます。
ラベルはデザインも含め、私の手作りです。
これを箱に詰めて、お持ち帰り頂きます。
取り扱いカードも忘れずに。

Atelier PearlRose キャンドルレッスン

ゴム印

イメージ
先日、ゴム印を作りました。
新しい住所になったため、10年ぶりの発注になります。
滅多に注文をしないものですから、近所のゴム印専門店3カ所に
メールでデーターを添付し、事前に合いみつをとりました。

最後の店は小さな個人店で、メールを持っていないため、
印刷したものを直接見せるために、足を運びました。
そこは、店というよりはむしろ「工房」で、
玄関や作業場など全て含めても3畳ほどのスペースです。
更にコピー機や沢山の資料とゴム印に囲まれた中央に小さな机があり、
机上のほんの40cm四方程度のスペースで作業している様子でした。
その店主が、見積もりを出した条件は、他店が出した価格と納期より
最初は「遅め、高め」でした。ただ、職人気質で優しい人柄だと感じると、
他店が出した価格と納期をうち明けて、無理を言って
出来るだけ他店の条件に近づけてもらい、交渉成立です。
私は、最初から最も近いこの店に決めたいというのが
大きな理由でした。

その後完成したものを見て、さらに押印して感心しました。
ゴム印の角が削られているため、不必要な部分(マス)は
インクに着かず、そのため押印先のメディアにも写らないのです。
このような配慮を、大手のチェーン店はしてくれるのだろうか…と思うと、
長年の腕を持ち、常に改善を繰り返している姿勢に出会えたことが
とにかく嬉しく、近所だったという偶然性にも感謝したい。

改めて考えると、最初に店主が出した納期と価格は妥当でした。
値切ったこと、納期を早めて頂いたこと…後悔しきりです。

左側が新しいゴム印。右側は10年前に他店にて発注したゴム印です。


左側が新しいゴム印。右側はもう必要のない10年前のゴム印。