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9月, 2011の投稿を表示しています

色の世界

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今週は、10月16日から開始をしますレッスンNo.6 第1回「グラス入りエメラルドキャンドル」の テキストを作成しています。 この回のテーマは、「色」です。 前半では、色立体を見ながら、色を自由に生み出す技術へと 直接繋がるよう、知識を深く理解していきます。 この教材作品では、ひとつの色相(エメラルドグリーン)を通して、 色の展開の楽しさを知ります。 好みによって色の使用頻度が偏ったり、 一定のトーンを決めがちな着色の習慣に、一旦リセットをし、 より多くの素晴らしい色の世界があるのだということを 気づいて頂くことが目標です。 私は、まだ出会ったことのない色も含めて、全ての色が好きです。 ものを生み出す人ならだれでもそうでしょうか… いえ、そうあって欲しいと思います。 ただ、色材の種類の都合や、色材の量、時間的な限界によって、 目標の色が出せず、それに近しい色に留まることも多いのが 現状だと感じます。 しかし現実には、色は無限であって、全ての色にそのものの良さ (や役割)があるということ、そのことを念頭に 染料をあつかって欲しいと想いながら、3枚目のテキストを作成しています。 ■ Atelier PearlRoseのキャンドルレッスン

最近の娘

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娘(3歳8ヶ月)は、日々気になることが多く忙しそうです。 最近は、多くの「お友達」がケガをするようで、 あちらこちらに、絆創膏(金色のマスキングテープ)を貼っています。 その後のケガの治り具合も気にしていて、 「もう治ったかな? まだだね…」と 絆創膏を、よく付け直しています。 まだお世話が続きます。 「お友達」は、よく風邪もひいてしまうということで 体温をはかってあげるのですが、 デジタルの体温計のため 全く反応がありません… 「まだ、数字がでてこないね」と 話かけながら いつまでもはかっている様子に、 私は、機転を利かせた言葉が思い浮かびません

1通としての手紙

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以前、切手の博物館へ行った時に購入した切手。 送ることを待ちわびていましたが、 夏の終わりに漸く使用する機会ができました 気に入った蛍とトンボの画を、最後に写真に記憶させ、 この画に気を留めて欲しいと願いポストへ。 届くのは明後日頃でしょうか… 今では1件、2件とよばれる電子メール。 たとえ携帯メールであっても、1通、2通とあつかえるような 大切な1通を送りたい。

キャンドルホルダー

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先日、ある雨の夜、突然家中の電気が消えてしまいました。 電源ブレーカーを、何度上げても直ぐに下りてしまうのです。 自邸のエントランス工事の際に電灯コードを防水施工しなかったため 漏電をしていたことが、後から分かりました。 とりあえず…、いえ、こんな時こそ キャンドルホルダーとティーライトが活躍する時でした。 私がホルダーとして使用しているものは、どれも安価ですが、 炎そのものを透過する無色透明なガラス容器で、 長時間の燃焼でも熱くならない実験を得ており、 安定性のある低いものです。 高さが低いということは、とても重要な要素です。 普段、キャンドルを灯す習慣の無い家族にも 体がぶつかり転倒する心配がない以前に、 テーブルや床などの設置面に、長く広く陰影が伸び、 陰影のコントラストが明快で、炎の存在感は絶大です。 小さなゆらぎにもはっきりと映り込むため、 その後の消し忘れの心配も少ない。 突然暗くなり、怖がる娘と一緒に ティーライトに灯りをひとつ、またひとつと灯すたびに 明るさが増し、娘の顔にも明るさが戻りました。 「きれい!」という驚きと喜びを引き出した炎… もちろん、その危険性を娘にしっかり伝えながら 導線の階段や廊下に並べたあと、 私たちはいつまでも、いつまでも眺めていました。