マーブリング

今月は今迄になくとても暑い日が続く中、今年初めて発表する新作に向けて、
素材研究と燃焼テストの毎日を送っています。
しかし、一室の閉鎖されたアトリエの中で、黙々と制作しているだけでは
新しいものを生み出すのはなかなか難しいものです。
私にとって、「奇抜」「斬新」「驚き」な存在/表現は全て吸収したい!と、
久しぶりに銀座へ出てみました。

マーブリング マーブリング

あるお店に置かれていたグループ展のDMに惹かれ足を運んだところ、
日本ではとても珍しいマーブリング作品を発表していた作家に出会いました。
私は以前キャンドルを制作する遥か前、抽象画を描いていた繋がりから、
不規則でコンピューターでは表現出来ないこのマーブリングも制作していた事があります。
その当時は(今現在も然り)まだ、マーブリングに関する本や
材料/道具が無く、必要な材料は全て海外から輸入して
洋書を訳しながら作成していました。
当時の作品が、幸いMOデーターの中で生きていました。
このマーブル作家との出会いによって、私の忘れていた
魅力的な素材を思い出しました。
いつの日かキャンドルとマーブルを合体した新しい作品を制作してみたい。

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