アロマクラフトセミナーにて

昨日は、1日限り1時間だけの、
アロマテラピーのセミナーに参加しました。
和精油を使用した収納の中に置く香り袋を作りました。

日本の香りというと何を浮かべるでしょうか…

杉(吉野)、薄荷(北海道)、檜(吉野)、ヒバ(青森)、
紫蘇(北海道)、月桃(沖縄)、モミ(北海道)…

どれも親しみのある爽やかな香りばかりです。
これらのプロフィールを知り、香りをテイスティングをしたあと
調香から実際にクラフトづくりに入りました。

とても簡単なクラフトでしたが、
制作前の講師による丁寧なデモストレーションがあり、
また最後は、残りの資材(和紙など)や精油を
受講生が自由に持ち帰り、自宅での応用へ繋げる姿勢も嬉しい。

ただ本作以外に、アロマバスソルト、エアスプレーなど
他のアロマクラフトの制作方法も言及された時、
精油を入れる量を、滴数(○滴)の単位で述べられていました。
しかし正確には、全体量の何%入れるのかが重要になります。
なぜならメーカーによって、1ドロップ(滴)が、
0.05ml、0.03ml、0.025mlなどと、大きく違っているからです。

多くのメーカーは1ドロップ=0.05mlの瓶を使用されているため、
きっと、0.05mlを前提に算出し、滴数を述べられていることでしょう。
ただ、少数の存在や目に見えない存在を、無いものとして
扱ったり、公平性を欠く導きは、
「学びの場」に於いては良いとは言えないでしょう。
なにより、アロマテラピーの世界では、
直接肌に触れ体内に入るものですから、
その主役の算出法は、厳密に導くことが大切だと感じます。

私はこのようなことを、つい厳密に考える質ですが…

新しいことを学び、体験する純粋な喜び、
そして与えられたことへの感謝、
受講生の立場になって新鮮な気持ちになれたことは
私の仕事のなかで良い刺激になりました。

セミナー終了時は、ホワイトボードの前でいつまでも
受講生の帰りを見送る講師に、感謝の気持ちを伝えました。
雨の日の憂鬱な日に、気分は晴ればれ…
家族の待つ自宅へ向かう足も軽やかでした。

アロマクラフトセミナー

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