1本の糸

今まで家族のマフラーを10本程の編んだでしょうか。
初めて編んだのは小学校4年生の頃。
その頃から編み方は全く進歩していません。

毎年1本はマフラーを編んでいましたが、
昨年の暮れに、素敵な毛糸を販売しているショップを見つけ
創作意欲に火が着きました。
この2ヶ月で3本目、今は娘の春用マフラーを編んでいます。

こちらのショップでは、糸は10グラム単位で量り売りされており、
何種類でも組み合わせて1玉に纏めて下さる。
また教室も開催しており、店員に、編み棒の号数、希望の長さ、
幅などを相談すると、必要な凡その量も計算して下さる。

こちらのショップ内で糸の豊富な種類や色彩、表情を眺めていると
「編む」以外でも、この個性を引き出したいと思えてきます。

また編む素材は毛糸である必要はないことにも気づき、
帰宅後、私の工房にある、沢山のリボンを眺め
コマ編みもしてみるのでした。
平坦なリボンが立体的になることで新たな陰影が生まれ、
思いがけず、キャンドルホルダーの素材としても
使用出来ることに気付きました。

今はとりあえず、娘のマフラーを編みます。
娘にもこの楽しさをいづれ知って欲しいと思います。

《AVRIL》公式サイト
https://www.avril-kyoto.com

手編みのマフラー

コメント