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フラワーショップ

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こちらの頁をしばらく留守にしていた間に二つの季節が通り過ぎてしまいました。 時の経つのは早いのですが、同じ時を過ごすなら、時計だけを眺め、時 間に追われる日々よりも四季の移ろいを感じさせる花々から感じたい。 そんな空間である個性的なフラワーショップが、私の工房の近くにあります。 いつも前を通る度に店先の主役達が変わり、そして、色鮮やかなブルーの 扉を開けると、植物たちや雑貨が楽しく並んでいます。 こちらのフラワーショップは、騒然としたこの街に潤いと爽やかな香りを運ぶ 大切な存在です。 planet AzzuRRo ~プラネット アズーロ~ 東京都練馬区練馬1-1-7(千川通り沿い) 都営大江戸線練馬駅/西武池袋線練馬駅 徒歩2分 Tel/Fax03(3948)5090

神代植物公園にて

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東京都公園協会ホームページ http://www.tokyo-park.or.jp/

表現の場~新宿通り~

私の仕事上の買い物はというと、手芸、画材などを扱う 大型DIYショップが多く、主に新宿に密集しています。 人ごみを避けるために、通常は平日の午前中などに 済ませていますが、どの位前だったでしょうか… この日の買い物は、頭上の太陽の光が道路に反射し、 日傘も全く意味の無い、蒸し暑い日曜の午後でした。 この日いつもの渋滞気味の新宿通りは、歩行者天国になり、 多くの大道芸人による表現の場に変わっていました。 その中、ひと際多くの観衆を集めていた芸人に、 全く関心の無い私も少し足を止めてみました… 大きな輪の中には、全身黒色のジャージを着た青年がひとり 一輪車に乗ったまま、ジャグリングやナイフ、火を使った 危ない曲芸を披露していました。 技術だけでも感動要素になり、華麗な芸がひとつ終わる度に、 大きな拍手が沸き上がるのですが、 彼は、愚痴とも皮肉ともとれる小言で笑いも取ります… 「危ない芸をしないと、みんな感動してくれないんだよねぇ…」 こういった小言も、黒い服を着るのも、全て芸を惹き立たせる為で、 何度も練習をしている様子も、その服から時々のぞく筋肉で思える。 あっと言う間のショーが終わると、彼は手に持った鞄の口を広げて、 「お願いします!」という気持ちで空を見上げた… すると瞬く間に、鑑賞料を鞄に入れようと多くの人たちに囲まれ 彼がその輪に揉まれている様子は、私も感無量でした。 技術を越えて、魅力的な表現者に出会った喜びでした。 そしてその目の前に建つ「伊勢丹新宿本店」の6Fで 私も3週間程表現する場を頂きました。 その大道芸で、表現したそのものの背後には 表現者の人間性と歴史が感じられるものを 生み出す大切さを再確認しました…

ビーズの出会い

少し前のお話。昨年の寒くなり始めた11月頃、 図書館であるアクセサリーの本が目にとまりました。 最初は姉に、胸元に飾る何かを作って貰いたいと思い、 気に入った作品の作り方が掲載された本を探していました。 私自身、本来なら自分で作りたいところですが、 職業の専門性に力を入れる為に、私生活では あまり趣味を持たないようにしていました。 ですから、ビーズの世界も興味を持ちつつ抑制し、 遠くで眺めていました。 そして、この日見つけた本には、 紹介されている作品は、どれもストレートでシンプル。 写真の撮り方も、本の構成も 分かり易くあらゆる角度で魅力的でした。 私は、その本を手に取ったその日の内に、 作者へメールを送りました。 「私の感性と一致する方へ…いつかご一緒にコラボレーション を開催しませんか」という内容のメールです。 少しして、ご本人からお電話を頂き、直感で動く天性の人、 とても行動力のある素敵な方だと感じました。 いつか彼女と私のコラボレーションが出来ればと願っています。 アクセサリーデザイナー日柳佐貴子 公式ホームページ http://www.sakiss.jp/

ボタン選び

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最近時間が空くと、よくボタン探しをしています。 母からの手作り服に、私がボタンを付けて完成です。 服と共に届いた、ボタンホール付きの小さい共布を 持って大型手芸店へ。 時には付ける服を着て行く時も。 店内には、沢山のボタンがありますが、なかなか 気に入ったものが見つかりません。 早くても1時間は かかるでしょうか。選ぶ時に大切にしている事は以下の6部門。 この難関を少しでも多くクリアしたボタンが、レジへ向かう事が出来ます。 1.輪郭…丸い形のボタンが多いのですが、多角形や変則的な形を選びたい。 2.表面のカット…表面が多角的に処理されたものなら光に反射して見た目も楽しい。 3.ベースの色…組み合せる服に幅を持たせたいので、付ける服と同色のものを選びたい。 4.模様…あまり気張っている模様を選んでしまうと、後々「なぜこれを?」と感じる時が… 5.穴の位置…糸を通す穴は、手前からは見えない方がいい…  縫ったという行為が見えず、ボタンが作品として惹き立つから。 6.サイズ…こだわり以前にとても大切な部門。 ボタン選びは、完成した絵画に合わせ額を選ぶ作業にも似ています。 そして、絵画を額にはめて、壁に飾られた時はじめて生きた作品になるのですが、 まだボタンを縫い付けていない(出番を待ちわびた)服が、引き出しにたまってしまって…

母からの手紙

母から送られてくる荷物の中には、 母が一生懸命に制作した服や、食品等が入っています。 時には、ティッシュボックス、ぞうきんなど、 荷物の隙間を埋める為だけの目的で入っているものもありますが、 皆実用的なものばかりです。 そして、いつも底には新聞が敷いてありますが、 その新聞には、私に読んで欲しいと思える内容の記事があります。 その内容は主に、健康に関する記事が多いのですが、 中には、故郷で活動している作家のインタビュー記事などもあります。 新聞はときどき、母からの「手紙」になるわけです。

服の作者

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私の母は3年ほど前からソーイング教室に通っています。 以前から実家へ戻る度に、新聞の折り込み広告を私に見せ、 「いつか時間が空くようになったらこのソーイング教室に 通いたい」と楽しそうに言っていました。ただその後も なかなか始めない母に私は、「楽しい事って直ぐに実行 しないと、逃げていってしまうのよ、特に楽しい事は」と。 母はそのうち(自ら狭くしていた)狭き門を潜り、 最初の1年は、私のもとには、教室で与えられた 課題である基本パターンの服が次々と届きました。 その後も休む事なく勢力的に制作していた母は、 進歩も早く、そのうちに私のデザインしたものを 理想以上に素敵な服に仕上げるようになりました。 既成の服と違い、母が作った服は、サイズや色、生地、すべてが満足のゆくもので、 私と母の合作であり、世界にたったひとつしかない服を着ている時は 少しの自信が加わり、背筋もピンとします。 今では母は、私や姉、孫たち皆に服を作り喜ばれていますが、ただ当初から、 私自身が残念だと感じていたのは、一生懸命作った母の証である作品には、 タグ(サイン)がないということ。 あるとき届いたジャンパースカートには、その前後が直ぐ分かるようにと、 後ろの首もとに「I sewed this」と明記されたタグが縫い付けてありました。 その意味を知らなかった母に、意味を知らせた時は、何とも言いようのない無情な 気持ちが込み上げました。母の温もりを感じながら、その名が無いのはあまりに寂しい。 ただ、今朝届いたカーディガンを見て嬉しかった…、 新しいタグには「ORIGINAL Y.Sasamoto」と刺繍してありました。