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決定的な香りを求めて

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これは、先日のレッスンで制作したアロマキャンドルです。 この蓋を開けると、どんな香りが広がるのか ブレンディングの成功率は、20分の1…? それとも、1年に1度あるか、ないか…? ようやく精油のブレンディングが成功しても その直後から、さらに素晴らしい出会いを探し始める。 ■ Atelier PearlRose 手作りキャンドル教室

自慢してほしいこと

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娘の秋用マフラーが、ようやく完成した。 今年の夏は、このマフラーを四六時中編み、 僅かな時間でも、サッと取り出して編み進めた。 電車の中でも編んでいると、 小学生から70、80代の女性の方々まで、 珍しそうに眺めるその目の奥には、 懐かしさや羨む気持ちもあるのだろうか。 日本人には、ひた向きにものをつくる潜在能力があり、 私の編む姿を見て、それを思い出して欲しいとでも言いたげに、 私は、あらゆるところで編んだ。 そして、眺められるたびに確かに感じたことは、 時間をかけてものをつくることをやめてしまった方が、 「これ、どこそれで買ったのよ」と言うよりも 「これ、私が作ったのよ」と言えたほうが、 比較にならないほど輝いてみえるし、 おおいに自慢する価値があるということ。

写真の撮り方3

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私は、レフ板などの撮影小物は殆ど使用しません。 必要とする時は、撮影環境や条件が悪い時が多く、 作為的にならざるをえない時に登場します。 撮影する室内には、大きな窓もなく、全体的に明るくありません。 (まるでフェルメールの絵画の趣きに近づきます) しかし、東西に各1つある小窓によって、光のラインが分かり易く、 遠く反対側(東)にある窓から入る微かな光によって、 強烈な影を柔らかくぼかしてくれるのです。 今回は、試写体の暖かみを伝えたく、 夕暮れの光が差し込む窓にクリーム色のカーテンをして、 光影のコントラストを抑えました。 ですから、使用した撮影小物はカーテンですね。 窓の大きさにしろ、カーテンの色もしかり、壁もオレンジ色です。 目的の1枚を撮るための、絶好のロケーションであったことは、 伝えておきましょう。 ところで、この部屋は現在5歳になる娘の部屋で、 まだ娘は使用していません。 いつまで貸してくれるのかが、不安なこの頃です。 レッスンNo.1第3回より (このレッスンは終了しました) ■ Atelier PearlRose 手作りキャンドル教室

写真の撮り方2(光や影について)

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梅雨の貴重な晴れ間、大急ぎで撮影をしました。 強い午後の日差しと逆光のセッティングは、 キャンドルの透明性を引き出たせます。 ところで、白色(光)が第一印象になるこの写真。 色が、形や面として空間に馴染んでいるのなら、 決して白く飛んでいないと感じています。 昔、絵を描いていた頃、 「影の黒は、どんなに黒くても、真っ黒であってはいけない、 黒の中にも形や存在がなければならない」と教えられたものです。 白(光)も同様だと感じています。 レッスンNo.1第2回より (このレッスンは終了しました) ■ Atelier PearlRose 手作りキャンドル教室

写真の撮り方1

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私が求めている写実表現は、 目の前にあるものを、ただ撮ることではありません。 光の質感と、写すことが出来ない空気や匂いや音を 伝えることです。 レッスンNo.1第1回より (このレッスンは終了しました) ■ Atelier PearlRose 手作りキャンドル教室

精油瓶用のオリジナルパッケージ

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当レッスンのアロマキャンドルづくりでは、 使用した特製ブレンドオイルも作品とともに 1瓶お持ち帰り頂いています。 アロマキャンドルとして取り入れた時の、 香りの違いを知ることもひとつの理由ですが、 精油100%を使用しているからこそ、 その効果を活かし、多用途に広く親しんで頂きたいのが 最大の理由です。(香りに少しでもフレグランスを 使用している場合は、人体に使用することは出来ません) その精油瓶に入れるオリジナルパッケージが完成しました。 香りをブランド化する目的ではなく、 レッスンの帰路に於ける破損や、 保管するための瓶の保護のためです。 サイズは、遮光瓶1ml〜10mlに対応しています。 香りによって、ラベルシールを変えるため、 どのようなデザインも受け入れやすい白地にしました。 香りの舞台となる「 アース・キャンドル 」 ■ Atelier PearlRose 手作りキャンドル教室

フォントの思い出

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先日もいつものように、ラッピングカードを作成しました。 既存のフォントを分解し、変形したり、並べ替えたりと 試行錯誤をしている時は、まるでパズルのように楽しい。 必ず適した、いえ、必要な位置があり、そこを突き止め 当てはめていくのです。 この作業をしていると、今からおよそ18年前 Power Macintosh7500を購入した頃を思い出します。 一番最初にインストールしたイラストレーターで、 フォントをひとつの模様として画面構成をしていた頃。 この頃は、この作業が、いづれ近い将来、 仕事の一部になって欲しいと願い続けていたものです。