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明日からの抱負について

今年は、ある透明感のある美しい生徒に出会いました。 その方は、ときおり、教室で自作のキャンドルを持ってきて下さいます。 前回の教室で学んだ技術を忘れずに、ご自身なりに応用されている。 私の創作教室では、教室終了後、各自が教室で学んだことを 如何に展開するかが、創作の始まりだと感じていますから、 その気持ちを、この方はきっと察知しているのでしょう。 教室終了時に、自作のキャンドルを批評して欲しいと、 箱の中から大切に包まれた作品を丁寧に取り出される。 私は、出来るだけ感じた事を隈無く、率直に述べます。 この作品は、これから大切な友人に贈られるのでしょうが、 誰よりも、私がプレゼントを頂いたような喜びです。 また生徒の作品を拝見したい なんだか、私は生徒と追い掛けごっこをしているような気がします。 勿論、目指すのは誰もが参加したくなる、楽しい追い掛けごっこです。 私はいつまでも追いかけられる人でありたい、 そしてもっと早く、魅力的に走りたいと思うのです。 出来るだけ長く、これからもずっと

干し野菜

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今日も快晴。風量、乾燥具合も最高。 昨日に引き続きごぼうを干す。 私はアク抜きも、皮むきもしない栄養重視のズボラ主義。 しかし、眺めるたびに少しずつ減っていく… あぁ、なんて美味しいの!

キャンドルホルダーとして

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日本人デザイナーらしい、シンプルで小さなカップを見つけました。 過度な装飾がなく、このようなさりげなさがとても好きです。 この容器には、何を入れましょうか。 エスプレッソ?いいえ、私はティーライトを入れます。 この容器の底面は、ティーライトが丁度移動しない程度に入るサイズで、 持ち手がありしっかり掴んで持ち運ぶことが出来ます。 また、口径が広がっている形状のため熱を放出し、 4時間以上の燃焼でも本体は微かに温かい程度でした。 市販のガラスホルダーは、私が体感している現実では、 1時間以上燃焼すると熱がこもり、本体が触れないほど熱くなるものも 珍しくありません。このような時は、製造者や発売元が 「燃焼は○時間までにとどめ一度消火する」という注意書きが必要です。 熱くなるとなぜ危険なのか。 炎の温度は1400℃です。 (私のレッスンで出会うほぼ全ての受講生がこの温度を知りませんでした) 耐熱ガラスの温度差は120℃、超耐熱ガラスの温度差は400℃。 ガラスは熱により膨張し、冷めると収縮しますが、急激な温度変化により、 傷口や持ち手の設置面、厚さの違う境目などをきっかけに 破裂の可能性が高まります。 耐熱ガラスは膨張率が低いため熱に強く破裂がしにくいのですが、 この耐熱ガラスを使用している既成のホルダーが少ないのが現状です。 炎の熱によって、容器が少しずつ熱くなり、消火すると少しずつ冷めるという この「少しずつ」の行為でガラス容器はもち堪えているのでしょう。 もちろん、炎の温度は1400℃。耐える温度の10倍高い温度ですから、 生産者としては、容器の口径の広さ、形状が重要になり、 購入者は、その扱い方を注意することが大切です。 今ではキャンドルの炎はだれにでも身近になりましたが、 生み出している側が、炎の構造や危険性を認識した上で、 商品化の前に、ホルダーの素材やフォルムがその炎の熱に どれほど耐えられるかという実験を、繰り返す必要があります。 私は、気になるホルダーや耐熱ガラスを見かけた際はその場で入手し、 ティーライトを入れて熱の伝わりを体験します。 この時、陰影の広がり方、またその模様、炎の見やすさも確認します。 なんだか全く楽しんでいない、生真面目な研究家のようですね。 しかしそうすることで、ホルダーの特徴や灯し方、 演出の仕方もみえてきて、炎の魅力を展開すること...

目的の色に到達するまで

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先月実施したレッスンで制作したキャンドル教材作品「GIFT」です。 こちらは、クリスマスに贈るイメージでデザインをしています。 色も深く暗い赤色で着色していますが、 ビロードのようなマットで趣きのある質感まで表せたら最高です。 このモチーフは、オフホワイトに展開しても素敵ですが、 いづれの色にしても、色の再現はとても難しいものです。 染料のブレンド率は、各レッスンで詳細を伝えますが、 着色時の液体状から、個体(または乾燥)後の色さえ変わり、 各染料の色やメーカーによって違うことも念頭におきます。 以前、自邸の階段が地震により所々剥がれ、塗装店にお願いし、 補修をしてもらいました。職人は階段に座りこみ、 沢山の色(缶)を40分以上かけて混ぜ合わせていましたが、 塗るのはわずか数十秒でした。たとえ色材が違っても、 膨大な色数からたった1色を再現することは、やはり難しいのです。 だからこそ色づくりは創作の1つの工程として、 強い個性を表現しやすい要素だと感じます。 LessonNo.5 Chapter 4「Gift」 (このレッスンは終了しました) ■ Atelier PearlRose キャンドルレッスン

鉛筆削り

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娘の色鉛筆を、セッセと削る。使用する本人の前で。 小さい頃は、父が錆びた肥後の守(ナイフ)で鉛筆を削ってくれた。 錆びていたから、削るのにとても時間がかかるが、 いつも恐く淡白な父が、丁寧なことをしてくれるな…と 私は、デッサンを長い間していたため、芯をどうしても長く尖らせてしまう。 長く尖らすから、削るのにとても時間がかかるが、 娘は、折らないように、丁寧に使ってくれているな…と 鉛筆削りは、機械やましてや自動で削りたくない。 便利さや早さを求めるだけでは、 時間をかけてくれた人の優しさに気付くことは、難しいから。

折り紙

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雨が続く、ある休日。 娘と折り紙をしました。 3枚を組み合わせて作る、とてもよく回るコマです。 完成後、卓上をクルクルと動き回る「花」を眺めながら、 次は何色で折ろうかと悩みはじめる。

コモレビ

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自邸は、早いもので竣工して3年になります。 商店街の一角に建ち、玄関は西側に向いています。 工房は、1年を通して自邸の中で一番涼しい環境であるよう、 1階の北側にあり、仕事に集中できるように、 商店街側(西側)に窓はありません。 ただ建築は、「街を形成する一部」という認識があるため、 地域や通行する人々との接点を得るわずかな部分である この階段室の窓を設けました。 この西側に向く階段室の窓は1階から屋上まで(約10m)続き、 この窓から、ふと通行する人々の様子を眺め、時には目が合い、 また1日の陽の動きや気候を感じる、「交流の場」です。 ただ、午後以降になると、この「交流の場」から強烈な西日が入り、 特に夏は大変な暑さになることが悩みの種でした。 解決してくれたのは、ニーディックの生地「KOMOREBI」 無機質な商店街との間に、森が仲介人になり、 午後から緑色の光を浴びることができる。 この階段を上りながら森林浴を浴び、3階リビングに入れば、 その正面には同じ緑色の壁が待っている。 緑色は導線のように繋がり、やがて、屋上の空が広がる。